化粧品表示名称(Japanese Cosmetic Ingredient Name)

登録件数: 15067 件

化粧品表示名称成分詳細

ラウロイルサルコシンイソプロピル

成分番号(JP number): 555758

INCI
ISOPROPYL LAUROYL SARCOSINATE
定義(Description)
本品は、ラウロイルサルコシン(*)とイソプロパノール(*)のエステルで、次の化学式で表される。Glycine, N-methyl-N-(1-oxododecyl)-, 1-methylethyl ester
日本の規制情報(Japanese regulation information)
-
中文inci(CN/中国名称)
月桂酰肌氨酸异丙酯
中国の規制情報(Chinese regulation information)
【已使用化妆品原料目录(2021年版)】Maximum Historical Usage in Rinse-off Cosmetics(%): (none), Maximum Historical Usage in Leave-on Cosmetics(%): 7.5
韓国inci(KR/ハングル/성분명)
아이소프로필라우로일사코시네이트
CAS No.
230309-38-3
EC No.
-
EUの規制情報(Restriction/Annex/Ref#)
-
引用/最新情報(Quote and Rates information)
  • Japan Cosmetic Industry Association(https://www.jcia.org/user/business/ingredients/namelist)
  • MHLW(化粧品基準, https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/keshouhin-standard.pdf)
  • 化粧品に配合可能な医薬品の成分について(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tb3437&dataType=1&pageNo=1)
  • NMPA(已使用化妆品原料目录(2021), https://www.nmpa.gov.cn/directory/web/nmpa/xxgk/ggtg/qtggtg/20210430162707173.html)
  • JETRO(添付書類二 化粧品への使用制限成分リスト, https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07000822/attachment2.pdf)
  • The European council(https://ec.europa.eu)
  • Korea cosmetic association(https://kcia.or.kr/cid/main)
Recommended sites
関連原料

ラウロイルサルコシンイソプロピル/ISOPROPYL LAUROYL SARCOSINATE

ラウロイルサルコシンイソプロピルとは

ラウロイルサルコシンイソプロピルは、成分番号 555758、INCI名 Isopropyl Lauroyl Sarcosinateで、ラウロイルサルコシンとイソプロパノールのエステルで、次の化学式で表されると定義されます(1)。

ラウロイルサルコシンイソプロピルは、界面活性剤と油の中間領域に位置する物質であり、難溶性とされる素材との高い相溶性があり、 無機性の顔料を良好に分散できる物質です(2)。

合成で得られ、21世紀になって活用され始めました。

働きと用途

ラウロイルサルコシンイソプロピルは、難溶性とされる物質を特別な剤型を必要とせずに溶解し、軽い感触に仕上げることができます。

例えば、ɤ-オリザノールやセラミド、UVAに吸収がありサンスクリーンに配合されるオキシベンゾン-3やt-ブチルメトキシベンゾイルメタン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチルなどを溶解し製剤化されるのに使われます(3)。

また、ラウロイルサルコシンイソプロピルは、肌荒れや毛髪の修復の回復効果も期待でき、処方設計の自由度を広げることができます。

ラウロイルサルコシンイソプロピルの配合目的

  • 難溶性成分溶解
  • 無機顔料の分散性向上

ラウロイルサルコシンイソプロピルは、化粧水、ローション、乳液、サンスクリーン、シャンプー、リンス、トリートメントなどに活用されています(2)(3)(4)

ラウロイルサルコシンイソプロピルの安全性情報

https://www.cir-safety.org/sites/default/files/sarcos032016TAR.pdf

(1)より、わずかな皮膚刺激が報告されているため、皮膚刺激性は非刺激-わずかな皮膚刺激を引き起こす可能性があると考えられます。(1)より、わずかな眼刺激が報告されているため、眼刺激性は非刺激-わずかな眼刺激を引き起こす可能性があると考えられます。 (1)より、皮膚感作なしと報告されているため、皮膚感作性はほとんどないと考えられます。

(1)National Industrial Chemicals Notification and Assessment Schemeの安全性試験データ

ラウロイルサルコシンイソプロピルを含む製品について、接触性アレルギーの報告があります。しかし原因物質は、原因は明確ではありません。

また、動物実験でアレルギーの報告はなく、化粧品に使用される濃度では安全であると推察されます(5)(6)。

参考文献

(1) 日本化粧品工業連合会 ラウロイルサルコシンイソプロピル 平成13年3月6日付医薬審発第163号・医薬監麻発第220号厚生労働省医薬局審査管理課長並びに同監視指導・ 麻薬対策課長通知

(2) アシルアミノ酸エステルの機能と応用 石井 博治 味の素(株) 化成品部 香粧品素材グループAjinomoto Co. オレオサイエンス/4 巻 (2004) 3 号

(3) 新規なエモリエント剤(ラウロイルサルコシンイソプロピル)の持つ高度な溶解性とサンスクリーン処方への応用…味の素 海外食品・アミノ酸カンパニー アミノサイエンス研究所 中西紀元FRAGRANCE JOURNAL 2002/6月号 No.260(Vol.30/No.6)

(4) エモリエント剤|化粧品|製品・サービス|AHS 味の素ヘルシーサプライ株式会社 (ajinomoto.com) Copyright © AJINOMOTO HEALTHY SUPPLY CO., INC. All Rights Reserved. 味の素ヘルシーサプライ株式会社

(5) National Industrial Chemicals Notification and Assessment Scheme(2016)「Glycine, N-methyl-N-(1-oxododecyl)-, 1-methylethyl ester」Public Report.

(6) Isopropyl lauroyl sarcosinate | C18H35NO3 - PubChem (nih.gov)

ラウロイルサルコシンイソプロピルに関する日本語の論文情報

アシルアミノ酸エステルの機能と応用

石井 博治 オレオサイエンス = / Japan oil chemists' society 4(3), 97-103, 2004-03-01 J-STAGE  参考文献24件

新規なエモリエント剤(ラウロイルサルコシンイソプロピル)の持つ高度な溶解性とサンスクリーン処方への応用 (特集/香粧品の新原料・新技術)

中西 紀元 フレグランスジャーナル 30(6), 43-48, 2002-06

 

233. N-アシルアミノ酸エステルの防菌効果とその機構

高野 三郎 , 長谷川 忠男 , 鈴木 隆雄 , 鍵渡 徳次 , 中村 重正 , 向 秀夫

日本醗酵工学会大会講演要旨集 昭和52年度, 111-112, 1977

国立国会図書館デジタルコレクション  医中誌Web

ラウロイルサルコシンイソプロピルに関する英語の論文情報

Allergic contact dermatitis caused by isopropyl lauroyl sarcosinate.

Numata T, et al. Contact Dermatitis. 2019.PMID: 30238468

Allergic contact dermatitis to isopropyl lauroyl sarcosinate.

Badaoui A, et al. Contact Dermatitis. 2021.PMID: 33598956

New combination of ultraviolet absorbers in an oily emollient increases sunscreen efficacy and photostability.

L'alloret F, et al. Dermatol Ther (Heidelb). 2012. PMID: 23205327

Solubilization of Polar Oils in Surfactant Self-Organized Structures.

Kunieda H, et al. J Colloid Interface Sci. 2001.PMID: 11254331

注意事項

本サイトの情報について:
公開部分については一般の方向け、業界の方向けに情報発信しております。 非公開部分に関しては、業界の方向けで各原料企業様の承認を得た方のみに公開しております。 情報の正確性については正確なように努めますが、サービスの特性上、常に最新情報ではなく、 人による作成、チェックをしており間違いもございますので、 何かございましたら問い合わせよりご連絡頂ければと思います。随時編集、変更を加えます。
安全性や効果効能の情報について:
成分名による安全性や効果効能については、表記の成分表示によって決まるものではなく、 原料や処方によって変わります。成分表示=原料ではありません。各原料会社様によって原料が違い、 規格が違います。化粧品への配合のされ方や配合されている濃度によっても大きく変わります。 あくまで参考情報程度でご理解ください。
最新情報は必ず公式かつ公的な機関より情報を得るように心がけてください。 弊社サイトの情報を活用して、情報発信、商品開発やサービスなどのあらゆるトラブルが起きても弊社では一切責任は負いかねます。